高齢化が進むイギリスの「高齢者見守りサービス」とは
イギリスでも高齢者の増加は担当大臣ができるほど深刻化しています。
イギリスでは360万人以上の高齢者がひとり暮らしです。
日本も独居老人問題は深刻ですが、先進国はそこも同じなんですね。
イギリスでは、このような1人暮らしの老人を孤立させない為に、Silver Lineという活動を行っています。
Silver Lineはボランティアと寄付によって支えられ、コミュニケーションを大事にした活動が中心です。
たとえば、Silver Line には60歳以上の人なら誰でも24時間いつでも、イギリス全土のどこからでも通話料無料で電話をかけることができます。
そこで自分の話を聞いてもらったり、相談相手になってもらえます。
必要であれば、適切な団体や公的サービスと連絡を取り合い、適切な対応をしてくれるというものです。
24時間電話で話を聞いてくれる…なんだかイギリスらしい感じがします。
機械的な処理ではなく、人の暖か味を感じるというか、ITを駆使しないところがいかにもイギリスらしいと思いました。
非営利なので、Silver Line のサービスを運営していくには寄付という形が取られますが、そこもまたイギリスらしい気がしました。
ITが良いとか悪いというのではなく、1人暮らしの高齢者が孤独を感じることなく、安心して住める社会、孤独死のない社会が望まれているんですよね!
※高齢者の安否確認について詳しいサイト
・高齢者の安否確認サービスを選ぶ際のポイント
・リストバンド型の高齢者の安否確認・転倒検知システム
・高齢者安否見守り「まもるっく」