救急ボタンの付いたリストバンド(高齢者安否見守り)
急に具合が悪くなったり、転んで転倒して動けなくなった時などを想定した、セコムの「マイドクターウオッチ」のサービスが始まりました。
「救急ボタン」機能だけでなく、「転倒検知」機能もついている優れものです。
脳卒中や急な発作、階段や風呂場で転倒したり、突然意識が失われたとき、そのような体の動きを一定時間検出できないときにセコムに自動で救急通報してくれます。
自分でもボタンを押したり、ひもを引っ張ったりという見守りサービスはありましたが、手軽なリストバンド型(時計型)で、自動で救急発信してくれるというサービスは今までなかったものです。
脳溢血や脳梗塞だと、ボタンを押すことも叶わないでしょう。
また、脳溢血や脳梗塞は時間が勝負。
処置までにどれだけの時間が経過しているかで、後遺症に大きな差が出てきます。
マイドクターウオッチがどれくらい力になるかはこれからわかっていくでしょうが、一定の効果は出てくるのではないかと思います。
「マイドクターウオッチ」単独では使えないのもネックです。
セコムのホームセキュリティサービスのオプションサービスだからです。
ただ、ポットによる見守りやガスなどの使用量で安否を見守るサービスでも月額3000円以上かかるので、比較検討の余地はありそうです。
※高齢者の安否見守りについて詳しいサイト
・高齢者の安否見守りサービスを選ぶ際のポイント
・リストバンド型の高齢者の安否見守り・転倒検知システム
・高齢者見守り比較サイト